昨年、すっかり仲良くなったフェリペの家の一部屋で、セビージャ生活をスタート。
早速、私の歓迎会を兼ねて、グワダルキビル川沿いに出来た新しいスポットで食事。もともとは市場だった所で、魚貝のタパスの店、パエリヤの店、生ハムの店など、フードコートのように、いろいろな店が一つ屋根の下に収まっています。
お天気の良い日曜日ということもあり、あっちもこっちも人、人、人！
当然、テラス席なんか空いているわけないのですが、そこはやっぱりお国柄。テラス席で食事をしていた2人組に、「オラ～。ねぇ、ちょっとつめてもらって、僕達も一緒にこのテーブルを使わせてもらえないかなぁ？？」と尋ねると、「もちろん！」とつめてくれました。そして、さっきまで他人だった人達も一緒におしゃべりに花が咲くのでした。
マノロのギターをきっかけに、各々歌いだし即席ライブが始まると、周りの人達も立ち止まって歌ったり手拍子したり。
ただ以前と少し違うのは、取り締まりが厳しくなったこと。「警察が来ちゃうから」と店員さんに止められてしまいました。それでも、30分くらいはやってましたが…しかーし、まだまだ遊び足りない彼等は、反対側の川の辺まで行き続行！私も手拍子や踊りで遊んで、宴は延々と続くのでした。
何にも無くても、特別な場所に行かなくても、楽しいことを創り出すのが上手いなぁ、といつも感心します。もしかしたら、ディズニーランドやユニバーサルスタジオがあっても、ここでは流行らないかも…？？
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